食中毒警報が発令されました
2021/07/19

7月19日午前11時、名古屋市及び愛知、三重、岐阜県下において、今年第1回目の食中毒警報が発令されました。

今回の発令該当条件は以下の通りです。

24時間以内に急激に気温が上昇して、その差が10℃以上になるとき。
気温30℃以上が10時間以上継続したとき。
なお、この警報は発令から48時間継続し、その後は自然に解除されます。

注意するポイント

  • 加熱調理は十分に行ってください。(中心部が75℃で1分以上加熱)非加熱・未加熱食品の取り扱いは適切に。
  • 従事者の手洗いの励行、健康管理はしっかりと。
  • 器具類の使い分け、洗浄消毒の徹底をしてください。
コロナ禍が続く中、制限や業務が多いと思いますが、温度管理、体調管理には十分ご注意ください。

アニサキス食中毒にご注意
2021/07/17

魚介類を生のままで食べ、寄生虫「アニサキス」による食中毒になったとの被害報告が増えていることが、厚生労働省から伝えられています。
この10年間で被害は約20倍で、毎年、数件が確認されています。

国立感染症研究所の専門家によると、魚介類の流通事情が変化し、冷凍でなく生の状態で取引されるケースが増えたことも被害増加の要因と考えられると言います。厚労省はHPで、
  1. 新鮮な魚を選び速やかに内臓を取り除く
  2. 内臓を生で食べない
  3. 目視でよく確認し取り除くこと
といった注意点を示しています。

まな板の正しいお手入れ法
2021/06/29

気温が上がり湿気も増すこれからの季節は、雑菌が増えやすくなるため、食中毒への注意が必要です。特に、家のキッチンで雑菌の温床になりやすいのが「まな板」です。正しいお手入れ方法を知り、食中毒を予防しましょう。
  1. 中性洗剤で傷目に沿ってブラシで汚れを落とす。
  2. 塩素系除菌漂白剤で除菌、漂白をする。(まな板を覆った布きんの上から漂白剤をかけて30分間置く)
  3. 水で洗い流し、ふき取って乾燥、風通しのよい場所で乾燥、保存する。
「まな板の側面」は見落としがちになるため、特に注意が必要です。また、肉や魚のたんぱく質は60℃以上のお湯で固まる性質があります。
たんぱく質の汚れがまな板の傷の中に入り込み、腐敗して雑菌を繁殖させることがあるため、必ずぬるま湯を使いましょう。                                      (東海テレビニュース番組より抜粋)

富山で集団食中毒
2021/06/21

富山市内の小中学校と保育施設で、児童や生徒など1,159人が下痢や腹痛などの食中毒症状を訴えました。
共通の食材が「牛乳」であることから、市の保健所は牛乳が原因の食中毒と断定しました。
また、発症時間や症状から、黄色ブドウ球菌によるものと考えられるとのことです。
今後、牛乳を製造した業者への立ち入り調査や、出荷された牛乳を回収し、詳しく調べるとしています。

「梅雨」の語源
2021/05/27

「梅雨」とは梅の実の熟す頃の雨、というやや長い時間帯を指しているのが、各地で広く使われている理由です。
そしてもう一つ、それはもともと中国で「黴」の生えやすい時期の雨であったことから「黴雨(バイウ)」とよばれていました。
しかし、バイキンの「黴」では語感が悪いということで、同じ音の「梅(バイ)」を使ったといわれています。 食中毒を引き起こす細菌の多くは、約20℃で活発に増殖し始め、湿気を好みます。

つまり、梅雨期は気温が高く20℃を超すことも増え、また雨が多くなって湿度も高くなるので細菌による食中毒が増えます。
しかし、食中毒は注意深い行動で防ぐことができます。各地で梅雨入りの報告がありますが梅雨入り間もない今、家族そろって梅雨対策、大雨対策を考えることで、大切な家族を守ることができます。

電子レンジの『加熱』で食中毒の危険性も!?
2021/04/02

私たちの生活にすっかり溶け込んでいる『電子レンジ』ですが、使い方によっては食中毒を引き起こすかもしれないのです。
なぜなら、電子レンジは一度で食材に満遍なく熱を加えるのは難しいと言われており、半ナマ状態の料理を口にすることで食中毒になる危険性があるのです。
よって、加熱ムラを作らないように、混ぜながら何回にも分けて加熱する必要があります。

加熱ムラを作らないポイント
*庫内清掃
 電子レンジの庫内に汚れがあると、そこに電波が集中しうまく食品が加熱できないことがあります。
 また、電子レンジ自体の性能も落ち、加熱に時間がかかります。
*食品の性状
 塩や砂糖を振った食材を電子レンジで温めると熱が表面に集中してしまい、中まで電波が伝わらないことがあります。
 また、ブロック肉は中心部まで熱が通らないので、薄切りにするかオーブンを利用したほうがよいでしょう。
*食材の大きさ
 電子レンジでは、大きさや加熱時間の違う食材を一度に、また均一には加熱できません。
 大きさをそろえる、あるいは食材ごとに加熱時間を変えるなど工夫が必要です。
*容器の形
 四角い容器ではなく丸い容器のほうが均一に熱が伝わります。

 加熱調理後の熱々の料理では食中毒の心配はありませんが、時間が経って55℃くらいに温度が下がってしまうと、「ウェルシュ菌」や「セレウス菌」に汚染されていた場合、耐熱芽胞の発芽が促進され菌が繁殖してしまう可能性があります。
再加熱の際は、よく混ぜながらしっかり加熱し、室温で長時間放置することのないように気を付けましょう。

発酵と腐敗の違い
2021/03/20

飲食物を放置しておくと、タンパク質や炭水化物などの成分が微生物の作用で分解され、次第に外観やにおい、味などが変化します。
微生物が起こす化学変化の結果が、『発酵』であり『腐敗』なのです。つまりどちらも同じことなのです。
では、両者の違いは何でしょう。
 微生物の力によって化学変化を起こした食品を口にしても、身体の中で悪さをせず、むしろ良い働きをしてくれる場合は『発酵』逆に身体に害がある場合は『腐敗』です。つまり、人の価値観、視点に基づいて区別されるのです。
身近な例として納豆やキムチなどがあります。
一般的に腐敗した食品を食べても下痢、嘔吐などの症状はほとんど見られません。これに対して『食中毒』食品衛生上問題となる特定の病原性微生物が食品中で増殖、または毒素を生産し、それを食べた人にその微生物特有の症状を起こすことで、これは腐敗とは別の観点で区別されます。

バーベキューを安全に楽しむために
2021/03/09

行楽シーズンが近づいてきました。特に今年は、コロナの影響で外食が制限されていることや三蜜を避けるために、
屋外でバーベキューを楽しむ人が増えています
2019年に消費者庁がバーベキューについて調査したところ、
「よく行く場所に食材や調理器具を洗う場所がない」と答えた人は26%、そして、「洗う代わりにペーパータオルやウェットティッシュなどで拭く人」50%「特に何もしない人」は30%いたそうです。
ペーパータオルやウェットティッシュで拭くという行為は、汚れは取れても食中毒のリスクが取り除かれたわけではありません。
そこで、改めてバーベキューを楽しむための注意点を確認しましょう。
  1. 生肉や生魚はそれぞれ別のビニール袋に入れておく
  2. 要冷蔵の食品は保冷剤で冷やしておく
  3. 食品に触る前に手をしっかり洗う
  4. 加熱する食品としない食品で別々のまな板や包丁を使う
  5. 生の食品に触れた後にしっかり手を洗う
  6. 生肉や生魚をつかむ箸やトングを別々に用意する
  7. 肉や魚介類は中心までしっかり火を通す
最近では、道具も食材も準備されているバーベキュー場があるそうですが、注意点は同じです。

『卵の賞味期限』いつまで食べて大丈夫?
2021/02/09

 はオムレツや焼き菓子、卵かけご飯など使い道が幅広く、私たちの食生活に欠かせない食材のひとつです。さらに、卵は非常に長持ちします。とはいっても、いつまで食べられるのでしょうか?そして、賞味期限が過ぎても食べていいのでしょうか?
 「日本卵業協会事務局長 小坂裕一氏」によると、日本の卵のパッケージに記載されている日にちは『賞味期限』であり、これは「食べ切らなくてはいけない期限」ではなく、「この日にちまでは生でおいしく食べられる」という期間です。つまり、日本独特の食文化である『卵かけご飯』が可能な期限であり、それを過ぎても食べられなくなるわけではない、とのことです。

 日本では、パック詰めをしてから、2週間程度の賞味期限がついている卵が一般的です。保存状態、環境でその期間は大きく異なりますが、冷蔵庫内で保存した場合3〜5週間は持つといわれています。
 賞味期限は過ぎていても適切に保存し腐っていないことを確認すれば、加熱後に食べても問題ないとのことです。

乳幼児の食中毒のリスク
2021/01/31

乳幼児の食事で注意することは、基本的には大人に対する場合と同じで、『手洗い』『清潔』『食中毒菌を付けない』ことですが、これらに加えて、消化器が未成熟な乳幼児には与える際に注意が必要な物質があります。

  • はちみつ:ボツリヌス中毒のリスクがあり1歳児未満に与えてはダメ。加熱してもダメ
  • 生の魚(刺身):年齢制限はありませんが乳幼児期は腸炎ビブリオによる食中毒のリスクに注意
  • 銀杏:3歳未満で10個以上摂取すると、ギンコトキシンやメチルビルドキシンにより痙攣や嘔吐などの中毒症状になるリスクがある

 その他、食中毒ではありませんが、ナッツ類や飴、ぶどう、ミニトマト、こんにゃくゼリーなどは喉に詰まらせるリスクがあるため、5歳以下では4等分など細かく切ったほうが良いでしょう。