『卵の賞味期限』いつまで食べて大丈夫?
2021/02/09

 はオムレツや焼き菓子、卵かけご飯など使い道が幅広く、私たちの食生活に欠かせない食材のひとつです。さらに、卵は非常に長持ちします。とはいっても、いつまで食べられるのでしょうか?そして、賞味期限が過ぎても食べていいのでしょうか?
 「日本卵業協会事務局長 小坂裕一氏」によると、日本の卵のパッケージに記載されている日にちは『賞味期限』であり、これは「食べ切らなくてはいけない期限」ではなく、「この日にちまでは生でおいしく食べられる」という期間です。つまり、日本独特の食文化である『卵かけご飯』が可能な期限であり、それを過ぎても食べられなくなるわけではない、とのことです。

 日本では、パック詰めをしてから、2週間程度の賞味期限がついている卵が一般的です。保存状態、環境でその期間は大きく異なりますが、冷蔵庫内で保存した場合3〜5週間は持つといわれています。
 賞味期限は過ぎていても適切に保存し腐っていないことを確認すれば、加熱後に食べても問題ないとのことです。

乳幼児の食中毒のリスク
2021/01/31

乳幼児の食事で注意することは、基本的には大人に対する場合と同じで、『手洗い』『清潔』『食中毒菌を付けない』ことですが、これらに加えて、消化器が未成熟な乳幼児には与える際に注意が必要な物質があります。

  • はちみつ:ボツリヌス中毒のリスクがあり1歳児未満に与えてはダメ。加熱してもダメ
  • 生の魚(刺身):年齢制限はありませんが乳幼児期は腸炎ビブリオによる食中毒のリスクに注意
  • 銀杏:3歳未満で10個以上摂取すると、ギンコトキシンやメチルビルドキシンにより痙攣や嘔吐などの中毒症状になるリスクがある

 その他、食中毒ではありませんが、ナッツ類や飴、ぶどう、ミニトマト、こんにゃくゼリーなどは喉に詰まらせるリスクがあるため、5歳以下では4等分など細かく切ったほうが良いでしょう。

家庭でできる食中毒予防のポイント
2020/12/18

家庭でできる食中毒予防のポイントは以下の通りです
  1. 食品の購入
    • 肉・魚はそれぞれ分けて包む(できれば保冷剤や氷と一緒に)
    • 寄り道をしないでまっすぐ帰る
  2. 家庭での保存
    • 帰宅したらすぐ冷蔵庫に入れる
    • 肉・魚は汁が漏れないように包んで保存
    • 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は−15℃以下に維持
  3. 下準備
    • こまめに手を洗う
    • 冷凍食品の解凍は冷蔵庫
    • 包丁などの器具、ふきんは洗って消毒する
    • ゴミはこまめに捨てる
  4. 調理
    • 作業前には手を洗う
    • 加熱は十分に(中心部分の温度が75℃で1分間以上)
    • 電子レンジを使うときは均一に加熱されるように
  5. 食事
    • 食事の前に手を洗う
    • 盛り付けは清潔な器具や食器を使う
    • 長時間、室温に放置しない
  6. 残った食品
    • 作業前に手を洗う
    • 早く冷えるように小分けする
    • 温め直すときは十分に加熱する(75℃以上を目安に)

カジキを食べて食中毒
2020/12/03

石川県小松市でカジキを食べた8人が、下痢などの食中毒症状を訴えました。
検査の結果、患者の体内から化学物質の『ヒスタミン』が検出されました。
この化学物質は、熱に強いという特長がありかなりの厄介者です。

 専門家によると、ヒスタミンはマグロやカツオ、サバ類などの赤身の魚を常温に放置してしまったり、管理が不適切であったりすると生成されるものです。
食べて数分から1時間後くらいに、口の周りや耳たぶが赤くなったり、頭痛・蕁麻疹・発熱などの症状が現れてきます。

しかも、このヒスタミンは熱に強く煮たり焼いたりしても分解しません。
鮮度が落ちてしまった魚は、基本的に食べないほうがよいでしょう。

 厚生労働省によると、ヒスタミンによる食中毒は0歳児から9歳までの子供が、全体の4割という事実から子供には要注意です。
ヒスタミンが多く含まれている食品を口にした時は、唇や舌先が痛くなるなど刺激を感じるようです。
そういった場合は、その食品を食べないほうが良いとのことです。

ノロウィルス食中毒注意報が発令されました
2020/11/20

令和2年11月20日 午前10時 名古屋市内においてノロウィルス食中毒注意報が発令されました。

発令期間

令和2年11月20日から令和3年3月31日まで

注意するポイント

  1. 加熱調理は十分に行ってください
    (中心温度85℃〜90℃ 90秒以上加熱)
  2. 従事者の手洗いの徹底(健康管理はしっかりと)
  3. 器具類の洗浄・消毒の徹底

南知多町で食中毒
2020/11/10

愛知県南知多町にある料理旅館で食中毒が発生しました。
10月31日に刺身の盛り合わせなどの夕食を食べた男女19人が、下痢や発熱などの食中毒症状を訴えました。
入院した人はおらず、全員快方に向かっている様子で、検査の結果、食事をした人や調理従事者からサルモネラ菌が検出されたとのことです。
保健所は、営業禁止処置を取り再発防止策を指導しました。

食中毒 急増
2020/10/17

秋本番、キノコの美味しいシーズンではありますが、誤って毒キノコを食べてしまった例が徐々に増えてきています。
食用のキノコかどうかは個人で判断せず、専門家に聞いたほうが良いと、関係者は注意しています。
 また、焼き鳥からのカンピロバクターによる食中毒がも頻発しています。この食中毒の多くは、加熱が不十分な状態で肉を食べた場合に発生しています。
新型コロナウィルスによる自粛生活が解け、外食する機会も徐々に増えてきていますが、新型肺炎の感染予防に加え、食肉の取り扱いやきちんと火を通すなど食中毒予防にも注意してほしいものです。

各地で集団食中毒が発生
2020/10/02

9月16日、福岡県博多区の保育園で園児と職員11人が腸管出血性大腸菌O26に集団感染していることがわかりました。発生原因はわかっていません。
 また、同月24日 秋田市保健所は市内のホテルで提供された料理を食べた高校生30人中27人が、食中毒症状を訴え食品からウェルシュ菌が検出されました。 岐阜県でも24日、郡上市の保育園で調理された給食を食べた職員と園児205人中54人が食中毒症状を訴え、5人が入院しました。
その後、快方に向かっていますが食品残品からサルモネラ属菌が検出されたことから、集団食中毒と断定しました。

酷暑だった夏から一変して、秋の気配が感じられるようになりましたが、急に各地で食中毒が発生し始めました。
手洗いを励行し、食中毒予防の大原則
『つけない』『増やさない』『やっつける』
を守っていきたいものです。

頻発するサルモネラ食中毒
2020/09/02

サルモネラ食中毒のピークは夏〜秋といわれています。過去には死亡例もあり身近に存在する怖い食中毒です。
サルモネラ菌は主に、食肉となる家畜や犬、猫、は虫類を含むペットや野生動物などさまざまな動物の腸に生息しています。また、付着していても見た目ではわかりません。もし、汚染された食品を食べてしまった場合、6〜72時間の潜伏期間を経て悪心、嘔吐、腹痛、下痢、脱水、発熱といった症状がみられます。

サルモネラ食中毒の原因食品として多くを占めているのが鶏卵です。
また、市販鶏肉は半分以上が汚染されている(厚生労働省「食品中の食中毒菌汚染実態調査結果」)との報告があります。
したがって、鶏肉や鶏卵を75℃で1分間以上の加熱、または中心部まで」十分に加熱すれば付着しているサルモネラを殺菌できるのです。

つまり、サルモネラ食中毒の予防は、

食中毒予防の3原則

  1. 細菌を付けない
  2. 増やさない
  3. やっつける
のうち、「やっつける」が最も重要なことなのです。

そのキッチンスポンジは大丈夫?
2020/08/25

台所用品の中であまりにも身近な存在のため、注意されず不衛生であってもとことん使われている『キッチンスポンジ』気になるのがスポンジを使った後のこと。基本的には、「使用後は水気を絞ってなるべく空気に触れる面を多くして、風通しの良い場所で乾燥させます」

さらに「もっと丁寧なお手入れ」として、ふさわしい方法はどれでしょうか?
  1. グラグラと沸騰した湯の中に入れて煮沸消毒をする
  2. 漂白剤に入れる
  3. 天日干し
正解は、どれもふさわしくありません。

某企業スポンジ博士によると、多くのスポンジの耐熱温度は90度、グラグラと煮沸すると100度以上になってスポンジが変形してしまうそうです。
また、天日干しは紫外線で、漂白剤も薬剤で劣化してしまいます。
劣化しているスポンジを使い続けると、菌の繁殖の引き金になる可能性があります。
家族構成や使用頻度にもよりますが、だいたい3週間から1か月ほどで交換するのが目安と言われています。これ以外にも、スポンジの汚れや変色、不織布の毛羽立ち、泡立ちが悪いなども交換のサインです。